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ソフィアマティルダオブグロスター(ソフィア・マティルダ・オブ・グロスター) ソフィアオブグロスターの別名。
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登録日:2012/02/29(水) 02 04 07 更新日:2024/03/09 Sat 23 38 16NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 とむらいの鐘 イケメン シロ ヒステリー メリヒム 一途 傲慢 全盛期はチート 右翼 嫌な奴 小西克幸 愛 愛の戦士 愛の為に生き、愛の為に散った男 殺し愛 漢 灼眼のシャナ 異世界人 癇癪 紅世の徒 紅世の王 自信家 虹の翼 騎士 骨 さあ、始めて、すぐに、終わらせようか 『灼眼のシャナ』の登場人物。 CV 小西克幸 概要 異世界の住民“紅世の徒”の中でも強大な力を誇る“紅世の王”の一人。 真名は“虹の翼”、炎の色は「虹色」。 “徒”の組織、『とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)』の最高幹部『九垓天秤』の一人であり、主を守る最強の将『両翼』の右の片割れ。 外見は騎士の格好をした銀髪の美青年。『九垓天秤』では唯一完全な人間の姿をしている。 性格は傲慢で自己中心的な自信家。 しかし主であるアシズへの忠誠心は、[とむらいの鐘]メンバーの例に漏れず非常に高い。戦いに敗れ、組織が壊滅し、生き残りが自分ひとりとなった400年以上後になってもその至誠の心は揺らいでいない。 中世において無敵とさえ称された“王”で、フレイムヘイズ達に大打撃を与えた。 先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールとは数度に渡って剣を交えた宿敵であり、闘いを繰り返す内に彼女を愛するようになった。 アラストールとは恋敵であり、彼を非常に嫌っており、マティルダと相思相愛の彼に強い嫉妬を見せる。 一方で自身はヴィルヘルミナに想いを寄せられており、彼女なりにメリヒムの気を引く為にドレスなどでアピールしていたのだが、メリヒム本人はマティルダ一筋の為に、ヴィルヘルミナの想いについては全て理解しているが、まるで眼中になかった。 そのため、彼女からは「嫌な奴」と評されている。 ちなみにメリヒムはヴィルヘルミナのことを「怖い女」と評している。 『両翼』の左の片割れである“甲鉄竜”イルヤンカは深く信頼する相棒であり、主以外に自身より上に有ることも許容している。(*1) 組織でも古参の部類だが、アシズの回想においては『九垓天秤』のメンバーでは最後に加わったようである。 過去 元は一人で世界を放浪していたが、アシズと出会いその人柄に触れたことで、彼の願いの先を見たいと考え傘下に加わった。 その後は[とむらいの鐘]『九垓天秤』の一員として、『壮挙』実現のため、主の願いのため各地で戦い続け、その中でマティルダやヴィルヘルミナと幾度となく激突を繰り返す。 続く戦いの中、マティルダに「勝った方の言うことを訊く」という条件を出し、彼女を手に入れようと目論むも、ブロッケンでの最終決戦でイルヤンカを討滅され、自身もマティルダに惜敗。 直後、チェルノボーグの奇襲を受けた事で死にかけのマティルダを生かす為に自身と共に生きる事を懇願するも、 彼の一方的な愛にマティルダは応える事はなかった。 代わりに、事前にメリヒムが持ち出していた「勝った方の言う事を訊く」と言う条件から、 「人を食う事をやめる事」、「世を騒がす事はしない事」、「後代の『炎髪灼眼の討ち手』を可能な限り鍛える事」 を突き付けられる。(*2) その直後、アシズのもとへ向かう彼女の目的が“天破壌砕”によるアラストールの神威召喚であることを悟り、引き留めようと叫ぶが、彼女の「生き様」を揺るがすことは敵わず、地面を爆砕されて下方の『天道宮』へ墜落。 「止めろ! なぜおまえを、他人の犠牲にせねばならん!」 「おまえは俺のものだ! 許さない、俺は許さないぞ、マティルダ・サントメール!!」 「待て―――待ってくれ!! マティルダ―――――ッ!!」 身動きできぬ身のまま、アラストールの顕現とアシズの討滅、『壮挙』の失敗、そしてマティルダの死を見届けた。 そしてそれでも、マティルダとの約束を守るために自身の全てを掛ける事を決意。 「触れるな、ヴィルヘルミナ・カルメル。俺達が、今ここにある意味を、思え」 「マティルダ・サントメールの望みを果たそう。我々は、ただそのためだけに……ともに在ろう―――」 人を喰らえないという約束の下、“存在の力”の消耗を可能な限り避けるため、自らの姿を骸骨に変貌させ、約束の時が来るのを数百年待ち続けた。 その後、後にシャナと呼ばれる少女と出会い、彼女に稽古を付けている。 因みに骸骨状態の時は喋る事はせず、シャナにも名乗っていないようで、彼女からは「シロ」と呼ばれていた。 シャナが独り立ちして御崎市に居着いた後、悠二には彼女の修行時代について説明されたものの、なぜかメリヒムのことは明かされておらず、アラストール、ヴィルヘルミナ、ティアマトーのほかにもう一人いたことを示唆する程度に留まっている。 ◆戦闘スタイル “紅世の王”の中でも飛び抜けた強さを持つ。 特に必殺の自在法『虹天剣』は強力で当代最強の攻撃力を誇る。剣といっても武器としての剣ではなく、レーザーの様なものであり素手でも撃てる。 直撃は愚か、余波だけでもダメージを受ける上に距離によって威力が減衰しない特性を持つので遠距離でも相当の破壊力を持つ。本来は背中に生ずる虹の光背を集束させて剣先から放つのだが、シャナ戦では消耗していたためか翼は光背ではなく双翼になり、それを剣に沿って滑らせ放つ方式に変わっていた。 その威力はオルゴンの自在法『レギオン』を一撃で蒸発させた事からもうかがえる。 更に、自らの空を飛ぶ鏡の燐子『空軍(アエリア)』によって反射させることで自在に軌道を操れるためにかわす事も容易ではない厄介な能力である。 ただし『空軍』は大戦の開始以前にマティルダにより壊滅していた。(取り置きか新造を使った奇襲でマティルダを窮地に追い込んでいるが) 他にも奥の手として7体に分身しての同時攻撃を可能とするが、大戦当時はマティルダと対した時はヴィルヘルミナがいるため使えず、実際に一対一で使用した時は『騎士団』のかく乱で破られ、シャナとの戦いでは自在法の教授に使用していた。 白兵能力も相当なもので骸骨状態でありながら、ウィネの攻撃を捌いていた。 物語の序盤・中盤のキャラだが恐らくサブラク、大地の四神にも劣らない強さを持つと思われる。 その後 シャナとの稽古を繰り返す日々の中、彼女の仕掛けた落とし穴の罠に引っかかってしまう。 だが、この時詰め込まれていたトマトケチャップを浴びたことで、チェルノボーグの不意打ちでマティルダが致命傷を負った際の光景がフラッシュバック。 その結果、「愛する女の死」「無二の主の死」「組織の大願の終焉」という三重のトラウマが脳裏をよぎったことでパニックを起こし、『虹天剣』を暴発させて『秘匿の聖室』を破ってしまった。 結果、探索を続けていた“琉眼”ウィネ、放浪していた“天目一個”、ヴィルヘルミナと戦っていた“千征令”オルゴンが『天道宮』の存在に気づき、立て続けに襲来する大事に発展する。 その後、シャナとアラストールの契約の時間を稼ぐため、真っ先に現れたウィネをあしらっていたが、その中で“天目一個”が襲来。いかなメリヒムと言えど気配を持たない“天目一個”には対処できず、不意打ちを喰らって両断される。 だが、約束の時が来た事を確信し、骸骨の姿から元の銀髪の騎士の姿に戻り、取りあえず手慣らしとして、現れていたオルゴンを『虹天剣』で粉砕。 その後、ヴィルヘルミナに声を掛けられるが、マティルダを真っ直ぐに愛している彼はヴィルヘルミナの想いを知りつつも、最期まで彼女に振り返らなかった。 「ふふん、負け惜しみかい?」 メリヒムを見送った後、ヴィルヘルミナは震える声で「最後まで嫌な奴」と呟いた。 そして、契約を終え、崩壊する『天道宮』を脱出するシャナを待ち受け、対決。 彼女に“徒”との闘い方を教えながら、立ち回り、最後に『虹天剣』を放つが、自らを弾頭として突撃するという乱暴極まる奇策の前に敗北。(存在の力を大幅に失っていたため、全盛期と比較すると相当弱体化していると思われる)。 親しい者を倒してしまった事で狼狽える彼女を諭し、崩壊する『天道宮』から脱出を勧める。 因みにアラストールとはマティルダを死なせた為か、以前より更に仲が悪くなっていた。 アラストールも勝者側とはいえ恋敵という関係であるため、感謝はすれどあまり好ましい感情は無い。 「長く、世話になった」 と礼を受け取るも、「愛」の在り方について全く相容れなかったメリヒムは余計反発、怒声で返す。 (愛する者を自分の目的のために使い捨てにする奴の、どこが「優しい」んだ) 「おまえのためじゃない……ああ、誰がおまえのためになんか! 俺は、彼女の愛のためにやったんだ」 恋敵であり、マティルダの死の一因であるアラストールのためでは断じてない。あくまで、マティルダとの最後の約束のために、今日と言う日まで永らえてきたのだ、と。 だが、 「私も、愛してるよ」 と、その意味をわからないままの新たな炎髪灼眼の少女に、そう手を取られる。 その姿に誓いの完遂を実感したのか、力尽きながらも穏やかに返す。 「うん、そういうことなら、俺もさ」 そしてシャナに「最強の自在法」のことを伝え、その背を見送る。 “王”である自分をも虜にし、最期を迎えるこの時まで動かし続けた原動力―――それこそが、愛。 「覚えておけ。ここにあるものは、“紅世の王”すら一撃で虜にする力を生む、この世で最強の自在法だ。いつか、自分で、見つけろ……」 「さあ、行け。怖い女が、外で待ってる……」 直後『天道宮』の崩壊に巻き込まれ、マティルダへの想いを吐露しながら消えて行った。 「ああ。俺は、おまえへの愛を完遂させたぞ。例えそれが俺に向けられていなくても、俺がそうする事でお前の望みが叶うなら……見てただろう? 俺は、“天壌の劫火”のためにだって働いてやったぞ。それが俺の、おまえへの愛だ」 「は、ははは……おまえの、差し金なのか? うまくやったら、ご褒美まで、とても温かい、ご褒美まで、付いて来たぞ……おかげで、俺は――――」 最期の時までマティルダへの愛を貫き通し、最後の“九垓天秤”は散った。 足跡 メリヒムが最後に遺した「この世で最強の自在法」の意味を、シャナは長らくわからないままでいた。 だが、御崎市で坂井悠二と出会い、彼と共に戦いを潜り抜ける中で、メリヒムの言葉の意味をおぼろげながらに理解しはじめる。 そして、仮装舞踏会(バル・マスケ)に捕縛され、創造神“祭礼の蛇”の代行体となった悠二とのぶつかり合いと交流を経て、心に抱く「悠二への愛」こそが、メリヒムの言っていた「最強の自在法」であると確信。 図らずも、かつて彼自身がマティルダに対してそうしていたように、切り結ぶ刃の下、生死を賭した戦いの中でその想いを告げる、という形で悠二と対峙、己の望む結末を掴みとるべく驀進することになる。 偶然と言うには運命的に過ぎる、かつての因縁を逆の立場で再現したかのような様に、アラストールは密かに嘆息していた。 一方でヴィルヘルミナの方にもメリヒムの死は影響を及ぼしているが、これはどちらかと言うとマイナスの要素が強く、元々の傾向だった背負い込み型の苦労性に拍車をかける結果となっている。 追記・修正は愛する女との誓いを守ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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マージョリー・ドー マーニ 啖牙の種(マールス) マカベアの兄弟 マグネシア マティルダ・サントメール 惑いの鳥 真名(まな) 真南川(まながわ) マモン マリアンヌ マルコシアス 見えざる手 ミカロユス・キュイ 三木一馬 御崎アトリウム・アーチ 御崎大橋 御崎高校 御崎市(みさきし) 御崎市ミサゴ祭り ミステス ミストラル 巌楹院(ミナック) 都喰らい 隠羽織(ミュステリア) 無銘の金環 無明鏡振 メア 冥奥の環 盟主 瞑目の夜景 メケスト メリヒム メロンパン 「……もっと、強くなってよ……!!」 黒妖犬(モデイ) モレク 燃えも萌えもどっちもすきなんだ!
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【種別】 歌 【初出】 X巻 【歌詞】 新しい 熱い歌を 私は作ろう 風が吹き 雨が降り 霜が降りる その前に 我が恋人は 私を試す 私が彼を どんなに愛しているか どんな諍いの種を 蒔こうとも無駄 私は この絆を 解きはしない かえって私は 恋人に全てを与え 全てを委ねる そう 彼のものとなっても構わない 酔っているなぞとは 思い給うな 私が あの美しい炎を 愛しているからといって 私は 彼なしには 生きられない 彼の愛の傍にいて それほど私は 満たされている 【解説】 元は先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが、中世にアキテーヌの伊達男に言い寄られた際に教えてもらった歌。 それを、彼女が中世の『大戦』最終決戦で神威召喚“天破壌砕”を発動した時にアラストールへの想いを込めて歌詞を替えたものだった。 X巻のプロローグで、フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルを通してシャナに伝えられた。 最終巻の終盤で、思いが通じ合ったシャナと坂井悠二が『天梯』を通って新世界『無何有鏡』へ旅立った際にシャナが歌った。 アラストールはこの歌を教わった時、マティルダが言い寄られていたことに激しく動揺していたためタイトルを覚えておらず、シャナが教わった後で「あのような題名だったのか」と口にし、ヴィルヘルミナとティアマトーから揃って「動揺しすぎ」「狼狽無様」と馬鹿にされていた。 【由来・元ネタ】 最古のトルバドゥール(吟遊詩人)といわれるアキテーヌ公ギョーム九世が作詞作曲した恋愛歌が元ネタ。 原文 ttp //www.trobar.org/troubadours/coms_de_peiteu/guilhen_de_peiteu_08.php 日本語訳 ttp //www.eonet.ne.jp/~radical/greensleeves4.htm 【コメント】 ☆数百年の昔、マティルダが伊達男(アキテーヌ公ギョーム九世?)に言い寄られた際に教えて貰った歌であった。 ☆歌詞は、マティルダ・サントメールがアラストールへの秘めた思いを込めて改変した。 ☆X巻で、ヴィルヘルミナがシャナに教えた。 ☆ちなみに、歌詞はオック語である。シャナと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは、相当数の外国語を喋れるようである。 ☆フレイムヘイズは何百年もの間、世界中の各地に行っている者が多いので、外国語は全てのフレイムヘイズが話せるのではないか? ☆自在法『達意の言』があるから、それで日本語に訳したのではないか。 ☆元歌では、「それほど わたしは飢えている」となっていた。 ☆吉田一美や緒方真竹や藤田晴美や中村公子や大上準子やティリエルやヒルデガルドやアルマや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナや『棺の織手』ティスや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグや[仮装舞踏会]の捜索猟兵レライエや[宝石の一味]のイナンナや[とむらいの鐘]の自在師アルラウネにも、歌ってほしかったな。 ☆フレイムヘイズ『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやセシリア・ロドリーゴや『三柱臣』巫女ヘカテーは歌いそうもないな。 ☆この歌になぞられて、シャナも[仮装舞踏会]側になったりはせず、XVIII巻で自由の身になった。 ☆[革正団]の連中が歌ってそうな歌だったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやウルリクムミやジャリや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベルペオルやシュドナイやヘカテーや禁衛員フェコルーやプルソンやウィネや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のケレブスやギータや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツや、ウコバクやアナベルグやカシャやニティカやオオナムチやメアが鼻で笑いそうだな。 ☆[百鬼夜行]や[宝石の一味]は、ある程度理解を示しそうだな。 ☆アニメ第3期では歌われなかった。 ☆歌といえば、“螺旋の風琴”リャナンシーが囚われていた宝具『小夜啼鳥』と[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリムの自在法『熒燎原』を連想させたな。
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【種別】 作画担当 【解説】 旧ペンネームCSY。外伝漫画『灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐』の作画担当。 成人向け漫画家としても結構人気があるらしく、そっち方面の漫画雑誌の表紙も多く手掛けている。 表紙を多く手掛けただけあって、見栄えの良い構図のイラストが多い。 【コメント】 ☆漫画の内容もあるので、笹倉綾人と同じく描いてる人も追加した。 ☆アニメ第2期第12話のアイキャッチは木谷椎のイラストであった。マティルダ・サントメールのかっこいいイラストなので、必見の価値ありだ。 ☆自画像は白犬だった。 ☆この人が描いた[仮装舞踏会]のヘカテーが可愛かった。 ☆出来れば[百鬼夜行]のギュウキやパラや[革正団]も描いてほしかった。
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この上ない高揚感を紅世の王“虹の翼”メリヒムは感じていた。 節分……と言うこの世界のこの国の文化をメリヒムは面白いとも素晴らしいとも思わない。 本心を述べれば、下らないと考えている。人間の歳数えと祈願風習など、本来ならば切り捨てるにも値しないものだ。 だが、それが戦い――しかも彼に多大な利益をもたらす――となれば話は別である。 強大なる紅世の王として幾つもの死闘を潜り抜けてきたメリヒムは、今、この瞬間幾年月思い描いてきた理想が形になっているのを再度確認し。 「っはははははははははは!」 歓喜の声をあげた。 紅蓮の軍勢が大地を埋め尽くす中で、虹の翼を広げた剣士は、その幸福にただただ声を張り上げて笑う。 彼は待ち望んでいたのだ。 炎の軍勢を束ねる、かつては最強のフレイムヘイズとして名を馳せた一人の女と共に戦うことを。 「馬鹿笑いしてんじゃねぇ!!」 メリヒムから放たれた、七色に分かれた七本の光線の間を縫うように飛びだした少年……平賀才人が叩き付けるように剣を振るう。 剣とサーベルが小さな火花を散らせながらぶつかり合い、ちょうど鍔迫り合いの形になった。 お互いの視線が交差し、その瞳に込められる感情の違いが、平賀才人の心を焚きつける。 言葉に出さずとも台詞は分かる。「舐めるな」と、その瞳が語っていた。 「貴様には分からんのか? 愛しい女と戦場を駆けるこの喜びが」 「分かんねぇよ! 俺はどっちかってぇと守りたい方なんだ!!」 才人が左手を腰に回し、ホルスターに掛けてあった銃を取り出す。 躊躇いなく引かれた引き金と共に飛びだした弾丸に先駆けて、巨大な空気の槍がメリヒムを吹き飛ばした。 「そうか……ならばそれで良い」 「っな!?」 一息に三撃、赤青緑の三原色の光線が才人の足下の地面を抉る。 しかし、咄嗟に跳躍することで回避したその先に突き立てられたサーベルが、その肩を抉るように貫き傷口を真っ赤に染めた。 引き抜かれた剣先から飛び散る血を尻目に背中から地面に落ちるが、多少の怪我ならば意に介さずに動くことができるガンダールヴの力を持って瞬時に後転しつつ身体を起こす。 曲げた膝をバネに獲物を襲う狼の如く飛びかかり、がむしゃらに剣を振るうが一閃、二閃、三閃……繰り出した攻撃は尽く防がれた。 まるで柳に殴りかかるような感覚……メリヒムが必要最低限度の力をもって太刀を受け流し、斬り返す度に才人は一つ一つ傷を重ねていく。 ギリリ……と歯が噛み締められる音が口から漏れる。 今現在、才人の姿は土に汚れ、幾つもの痣と裂傷が痛々しい。 対するメリヒムは……全くの無傷だ。 学園都市製の特殊弾丸『衝槍弾頭』による衝撃波の槍も全く効果が無かったようで、外見には傷一つ着いていない。 端から期待はしていなかったが。 技術、経験、練度などのおよそ戦闘に関する全ての要素で二人の差は歴然たるものなので、これも有る意味当然の結果と言えるのだが、それでも平賀才人は悔しさを感じていた。 左手のガンダールヴの刻印、相棒の魔剣デルフリンガー、虚無の使い手たる主人ルイズ。これらと共に数々の強敵と戦い、七万の大軍と一人で立ち向かい、何度も敗北と勝利を重ねてきた。 しかし、目の前の男にはそこで培ってきた全てが通用しない。不意打ちとして銃まで使ったのに、まるで反撃になっていなかった。 圧倒的に強く、強く、強い。恐らく……いや、確実にワルドやビダーシャルなどよりも遥かに強い。 剣技は言うに及ばず、速度も反応もガンダールヴを上回り体術も半端ではない腕前なので近接戦闘ではまず勝ち目がない。 未だ最強の攻撃力を誇る自在法『虹天剣』にはデルフリンガーの魔を喰う力も効果はなく、さらには翼を使って空まで飛ぶ。 そして何より二人の戦力差を決定付けているのが。 「来るぞ相棒!」 「!!」 瞬時に相棒の言葉に従い全力で身体を転がす。 何本もの紅蓮の弓矢が、先程まで才人が立ってていた辺りに降り注いだ。 身を起こし天を仰ぐと、そこには弓矢を構えた炎の腕だけが存在するというわりかし奇妙な光景が広がっていた。 ――自在法『騎士団』――先程から大地を埋め尽くす紅蓮の兵達と同じ、一人の女戦士によって生み出された異形。 「遅かったな」 「ちょっと未熟な坊や達に手ほどきしてたら時間がかかっちゃった」 出た……と平賀才人は呟く。 周囲を染め上げる炎と同じ紅蓮の色をした双眸と髪。 熱く、熱く、尚熱く、それでいて美しく、力強く、その存在そのもので空間を彩る一人の女性。 最強のフレイムヘイズ……『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが、炎の大剣を片手に立っていた。 「……ギーシュ達はどうした?」 「そこら辺に転がってるわよ?」 やっぱり。 そうだ、この女……この女丈夫こそが平賀才人とメリヒムの勝敗を分ける決定的な差である。 もともとこの戦いは紅世の王とフレイムヘイズ、水精霊騎士隊による多人数戦であったのだ。 それ故に、一人一人の戦力ではなくチームワークこそが勝利の鍵となる。自分達の場合ならば才人は近接戦闘による突撃及び先駆け、他のメンバーは主に遠距離の後方支援と中距離戦闘が主な役割だ。 そこに足止めや撹乱などを入れ混ぜる事で、それこそ何倍にも水精霊騎士団の戦力的価値は跳ね上がる。 だが得てして力とはそれ以上の力にねじ伏せられるものである。今回相対したマティルダ・サントメールが、今回の彼等にとってのソレだった。 彼女の自在法『騎士団』は“天壌の劫火”アラストールの力の顕現のであり、彼女を騎士団長とした一糸乱れぬ統率力を誇る炎の軍団だ。 その一体一体がフレイムヘイズ一人分に相当すると言われる紅蓮の戦団の力は、指揮するマティルダを先頭として圧倒的な戦力を持ってギーシュを隊長とする騎士団に襲い掛かった。 歴戦の戦士を筆頭とした『騎士団』に宮廷貴族から「学生の騎士ごっこ」と揶揄されている騎士団が当然敵うはずもなく、水精霊騎士団はあっと言う間に壊滅に追い込まれ、団員はそこら辺で尽くノビている。 「アイツぐらいじゃ流石にアンタを止められないか」 「ん――服のセンスは今イチだけど造形美は良いのよねぇ。後は鍛え方次第かな?」 「青銅のゴーレムと炎の剣士じゃ勝負にならないと思うけど」 どうせ作った傍から槍で串刺しにされて、見るも無惨な飴細工になったに違いない。 「中々見応え有るわよ? 確かに勝負にならないけ――ど!!」 爆炎を背景に、弾丸のように飛来してくるマティルダが大剣を振るう。 才人が迎撃として斬撃を合わせると同時、燃えさかる炎の大剣からまるで弾けるように火の粉が舞い上がり、空気を焦がす。 「――っはぁ!!」 瞬時に繰り広げられる剣戟。その一つ一つで大剣と片刃剣の間で焔の華が咲く。 「相棒、熱くてたまんねーぞ!!」 「吸収できねぇのか!?」 「魔力以外は喰えねぇんだよ俺は」 「好き嫌いはよくねぇ!!」 「おしゃべりしすぎると危ないわよ?」 二人のやり取りにカラカラと笑いながらマティルダが一閃、横凪を放つ。 「――っうぉ!」 真正面から受け止めた才人の身体がわずかに宙に浮かぶ。 そしてその瞬間、マティルダの影から飛び出てきたメリヒムが背後に回った。 「合わせて」 「言われるまでもない」 才人を挟むように二人の蹴りが交差し、腹部と背骨に同時に鈍痛が走る。 痛みに歯を食いしばって反撃に移ろうとした瞬間、追い打ちをかけるように爆発が二つ、身体を前後から圧迫した。 今代の炎髪灼眼の討ち手や“闇の雫”も得意とする、局部的な爆破攻撃だ。 ミシリという音を耳に残しながら爆圧による大打撃に身体が軋み、口から空気と共に温かい何かがはき出され、平賀才人は今度こそ両膝を地面に着き、前のめりに倒れた。 「ありゃ、やりすぎちゃったかしら?」 満身創痍の才人をマティルダが指先でチョイチョイとつつく。 突かれている才人はただ虚ろな……しかしどこか不屈の闘志を感じさせる視線を それをメリヒムは鼻で笑い、一言「軟弱」と吐き捨てると次の敵を探すために目を凝らし、存在の流れを読む。 マティルダとの共闘というのは、メリヒムがかつて何度も願ってやまなかった“剣の向きをそろえる”という願望を擬似的にではあるが叶えている。 例え時間制限付きであろうが相手が、格下であろうが、それがボロ雑巾のように倒れ伏そうが今の彼にとっては些細な問題であり、気に留めるものではない。 唯一人の男のために姿形をも捨てる偉大なる紅世の王“虹の翼”メリヒムはそういう男である。 「……向こうに大きな力の流れがある」 「じゃ、そっちに行きましょ。楽しそうだし」 言うや否や、マティルダの周りから紅蓮の炎が湧き上がる。 やがて顕れた鬣も、馬体も、馬具も、その全てが紅蓮に燃える悍馬に騎乗し、焔の様に笑いながら手綱を握りつつ、彼女はどこか楽しそうにメリヒムに問いかける。 「戦士の先輩として彼に何かアドバイスは無いの?」 「必要ない」 「じゃ、恋する男の先輩としてでも何か言ってあげなさい」 「……………」 メリヒムはもう一度、ほんの一瞬だけ才人に目を向け。 「精進することだ………愛する女を守りたいのなら……な」 溜息混じりにそう呟いた。 何故か、感謝の言葉が聞こえた気がする。 しかしメリヒムはやはりそれをどうでも良いこととして切り捨てた。 彼は、愛と忠義と戦の中に生きる男なのだから。 CAST ゼロの使い魔 平賀才人 灼眼のシャナ “虹の翼”メリヒム マティルダ・サントメール
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【種別】 自在法 【初出】 V巻 【解説】 先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール固有の自在法。 彼女の知覚範囲内に、紅蓮の炎で構成された異形の軍勢を顕現させる。『炎髪灼眼の討ち手』の能力と、マティルダの闘争心と強さを象徴するイメージの産物であった。 騎士や獣で構成された軍勢は、それぞれが自立的に戦闘をすることができ、その能力は一体一体が並のフレイムヘイズと同等の力を有する強力この上ない軍団であった。また、マティルダそっくりの姿に生み出すことも出来た。 この自在法の応用として、マティルダが振るう炎の大剣や斧槍、槍衾や弓兵の弓矢と両腕のみ、飛行も可能な悍馬すら顕現させていた。 他にも「破城鎚」や「大殲滅密集突撃(ヴォーパルファランクス)」といった形態を顕現させることができ、炎に変換して爆弾のように使うことも可能だった。 また、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』において、炎の翼のようなものを出して飛行もしていた。 現代で、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは[仮装舞踏会]の巡回士“千征令”オルゴンの自在法『レギオン』を、『騎士団』の薄っぺらな猿真似だとして怒りを見せていた。 しかし、『レギオン』は“千征令”の本質に基づいた本人の存在そのものであるのに対して、『騎士団』は彼女の強さのイメージが顕現したもので、両者は似て非なるものであった。オルゴンがわざわざ模倣したわけではない。そして、そもそも他者の固有の自在法をコピーするのは容易ではない。 よって、ヴィルヘルミナの言い分は結構な言い掛かりと言わざるを得なかった。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆[巌楹院のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』モレクもこの自在法で殲滅された。 ☆天罰神“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』の神器“コキュートス”もなかなか格好良かったな。 ☆シャナの感得した『真紅』や『断罪』に当たる自在法だった。しかし、こちらの方が応用は利いたかもしれないな。 ☆[仮装舞踏会]の巡回士パイモンの『王の供連』にも少し似ていたな。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では、全部人型の甲冑騎士として描かれていた。 ☆[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナもこの自在法には恐怖しただろうな。 ☆[仮装舞踏会]の盟主“祭礼の蛇”伏羲や[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや『色盗人』やニティカやアナベルグ相手にも使用してほしかったな。
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【作品名】ザ・スーパー忍 【ジャンル】忍者ゲー 【名前】主人公 【属性】忍者 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】手裏剣:90回投げられる、マシンガンの連射より速い弾速 刀と同じ威力 刀:武装した兵士を一撃で殺せる 【防御力】マシンガンの連射に10発以上耐えて戦闘続行可能 【素早さ】5m上からのレーザーを撃たれてからギリギリ回避可能 移動速度はマシンガンの連射より速い、10m以上の跳躍が可能 23スレ目 155 :格無しさん:2008/09/27(土) 18 54 45 主人公(ザ・スーパー忍)考察 東郷重位の強化版 ○東郷重位 斬殺勝ち △△キカイダー、タカ 倒せない当たらない ×コルム クウィルの手で負け ×与謝野緋奈 スター・センテンス負け ×マティルダ・サントメール 移動速度はマシンガンよりいくらか速いぐらいなので騎士の爆発に巻き込まれる ×鶴来賢治 ↑よりずっと上の反応+ずっと範囲の広い攻撃持ち 負け タカ=キカイダー=主人公(ザ・スーパー忍)>東郷重位
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【種別】 外伝エピソード 【初出】 電撃黒マ王 【解説】 電撃黒マ王で連載(後に電撃マ王に移籍)された『灼眼のシャナX』のコミカライズ。原作者である高橋弥七郎氏の監修が多分に入っており、初出の情報もあった。 第一話で登場した[巌楹院]の首領ゴグマゴーグは、原作の番外編『おじょうさまのしゃな』と『さんじゅうしのしゃな』に登場しており、公式な外伝と受け取っていいと思われる。 また、絵師である木谷椎氏は充分に迫力ある戦闘シーンを描いており、原作ファン(特にX巻のファン)必見の出来であった。 【I巻】 第一話:X巻の前日談、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール&『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルVS[巌楹院] 第二話:中世の『大戦』開戦、初代『極光の射手』カールVSソカル 第三話:回想でマティルダVSニヌルタ 第四話:ゾフィー・サバリッシュVSウルリクムミ 第五話:[仮装舞踏会]登場、『天道宮』突入 【II巻】 第六話:マティルダ&ヴィルヘルミナVS『両翼』 第七話:モレク&チェルノボーグ出陣 第八話:マティルダの想い 第九話:マティルダの回想にてピエトロ、『理法の裁ち手』ヤマベ、カムシン、ザムエル登場 第十話:『ラビリントス』発動 第十一話:オルゴン&ガープ登場 第十二話:ウルリクムミの戦術方針変更 第十三話:チェルノボーグ、『天道宮』侵入 第十四話:フレイムヘイズ兵団の作戦目標 【III巻】 第十五話:ガヴィダの『壮挙』への反発 第十六話:モレクの想い 第十七話:ガヴィダVSチェルノボーグ 第十八話:マティルダの誓い 第十九話:『ラビリントス』爆破 第二十話:ガヴィダの最期、そして『壮挙』の開始 第二十一話:『壮挙』の目的 第二十二話:“冥奥の環”アシズとフレイムヘイズ『棺の織手』ティスの昔話 第二十三話:シュドナイ出陣 第二十四話:カール・ベルワルドVSシュドナイ 【IV巻】 第二十五話:[仮装舞踏会]参戦の真の目的 第二十六話:ヴィルヘルミナVSイルヤンカ戦、決着 第二十七話:イルヤンカの最期 第二十八話:メリヒムの奥の手 第二十九話:マティルダVSメリヒム戦、決着 第三十話:ヴィルヘルミナVSチェルノボーグ 第三十一話:マティルダがメリヒムに誓わせた三つの約束 【V巻】 第三十二話:チェルノボーグの最期 第三十三話:アシズのたった一つの願い 第三十四話:マティルダとヴィルヘルミナの別れ 第三十五話:神威召喚“天破壌砕”発動 最終話:アラストールVSアシズ、そして中世の『大戦』終結 【コメント】 ☆アニメシリーズでは、X巻の内容は描写されなかった。 ☆しかし、これ一本の為に電撃黒マ王を買うのは……と悩む人もいた。 ☆時系列で回想無しに進んだから、『九垓天秤』フワワとニヌルタの能力が日の目を見なかった事が、真に遺憾だった。 ☆↑まったく同感だった。X巻の内容が終わってからでもいいから、是非とも『都喰らい』事件と『小夜啼鳥』争奪戦を描いてもらいたかった。 ☆単行本も刊行開始され、全5巻刊行された。雑誌連載に遅れたとはいえ、黒マ王誌の読者でない層もこれで安心だった。 ☆電撃マ王に電撃移籍!2009年電撃マ王12月号(10月27日発売)から、2012年9月号(7月27日発売)まで連載されていた。 ☆X巻の内容自体が外伝的とは言え、先取りしてやってしまった事で、笹倉綾人版はX巻分まで行かずに、V巻プロローグまでで完結した。 ☆『ES』で漫画化してるんだから、二重にやる必要はなかった。その代わり、前後のフィレス編をしっかりやってもらいたかったが、その前に連載終了し、ダンタリオン教授編までいかなかった。 ☆そういえばベルペオルのあだ名である「三眼の女怪」の呼び方が、「さんがんのじょかい」から「みつめのにょかい」になっていた。 ☆オリジナル要素として[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやヒルデガルドやフリーダーやオルメスやミカロユス・キュイやクレメンス・ロットや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や巡回士リベザルやマモンやパイモンやバルマや捜索猟兵ウィネやピルソインやレライエやハボリムやオセや禁衛員フェコルーやウアルやプルソンや布告官デカラビアや“紅世の王”のエギュンやブファルや、[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスやクロード・テイラーや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツや、オオナムチやウコバクやメアやフリアグネの“燐子”マリアンヌやニーナやローレッタや、カシャやアナベルグも登場してほしかったな。